MicroLine 5000はフレキシブル基板加工用に最適化されたレーザー穴あけ・外形カット装置です。穴の最小加工サイズは20umで、さまざまな有機・無機基材に対して加工ができます。
スルーホール加工やブラインドビア加工に最適化された装置ですが、比較的大きな穴あけ加工や輪郭カットも可能です。
写真
- フレキシブル基板
- IC基板
- 高密度配線板
スルーホール加工やブラインドビア加工に最適化された装置ですが、比較的大きな穴あけ加工や輪郭カットも可能です。
高品質と高精度
高品質のUVレーザーにより最小限の熱影響でデリケートな材料のカットと穴あけを実現します。レーザーの品質は、きれいなカット断面、高精度かつほぼデブリゼロの結果から実証されています。MicroLine 5000シリーズは用途に合わせレーザーソースを10Wもしくは15Wより選択できます。またさまざまなワークに対応できるよう搬送機構の接続も可能です。外形カット
MicroLine 5000は多目的ツールです。多くの産業において使用されているパネルの最大サイズ533mm x 610mm を加工できます。そして20μm幅の高品質UVレーザーはデリケートな外形カットをハイスピードで実現します。プロセスモニタリング
MicroLine 5000システムは迅速な位置認識を可能にするビジョンシステムを搭載しています。カメラはいろいろな原点マークを認識でき、多品種生産への柔軟な対応ができます。LPKF MicroLine 5000の動画 – フレキシブル基板レーザー加工
LPKF MicroLine 5000 | |
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レーザークラス | 1 |
最大加工エリア (X x Y x Z) |
533 mm x 610 mm x 11 mm |
最大シートサイズ; 最大リール幅 |
533 mm x 610 mm; 500 mm |
位置決め精度 | ± 20 μm |
レーザースポット直径 | 20 μm |
レーザー波長 | 355 nm |
装置寸法 (W x H x D) |
1 660 mm x 1 720 mm x 1 900 mm |
装置重量 | ~ 2 000 kg |
動作環境 | |
電源 | 400 VAC, 3相, 50-60 Hz, 16 A, 6.5 kVA |
冷却 | 空冷(内蔵冷却サイクル) |
環境温度 | 22 °C ± 2 °C |
湿度 | < 60 % (結露なきこと) |
圧縮エア | 130 l/min @ 0.6 MPa, air quality ISO 8573-1:2010, class 6.4.4 |
必須アクセサリ | 専用集塵機 |
* ステータスライト含む高さ = 2 200 mm
MicroLine 5000シリーズは各々特徴を持つMicroLine 5120(10Wレーザーソース)とMicroLine 5820(15Wレーザーソース)で構成されます。
パンフレット LPKF MicroLine 5000